NPO市民健康ラボラトリー「お話会と講演会」

第6回 講演会 2016年2月20日 コミセンわじろ

腸を整えて慢性不調を治す(栄養と代謝・解毒とは)
講師:佐藤章夫氏(栄養医学研究所所長)

会員は、会報第6号資料「身体が過敏に反応しないように するための栄養学」を参照ください。
脳や身体が起こす過敏な反応は、腸の 状態や食べるものが関係していることがわかります。
講演のDVDは、 いずれ、テキストとセットで販売する予定です。

増えているのに知られていない腸の不調「リーキーガッド症候群」とは・・診断と対策

日本人の胃酸は欧米人の半分しかない→「胃酸不足」によって栄養吸収が不調に・・・診断と対策

腸をケアし病気を治す栄養治療:アメリカ事情
栄養治療はもともとインテリ層や富裕層が利用していたが、今は誰でも受けられる。治療に使われる栄養サプリは政府によって品質と安全性が確立され、医師が出すサプリの処方箋で誰でも栄養治療ができる。さて日本は・・。

佐藤章夫氏

医学博士(米国) 米国臨床栄養士・ホリスティック栄養士

米国Orange County Health Science Institute研究員
ドイツMicro Trace Mineral Research Center研究員

  • 栄養療法の先駆者である米国タホマクリニック院長Dr.ジョナサン・ライトに師事し、サプリメントによる最適な健康作りの啓蒙と研究活動。
  • ドイツMTM社Eleonore B Busch博士と小児自閉症における水銀の影響および水銀キレーション療法について共同研究
  • 朝日新聞、健康ナビ誌、Medical Nutrition紙、同和火災Information誌他、日本経済新聞、日経ヘルス、日本消費者新聞、週間文春、ハナコなど寄稿執筆多数。 (栄養医学研究所HPより)



第5回 講演会 2015年7月4日 香椎公民館

中枢性過敏症候群(難治性)の痛みを改善させる試み・実践編
(筋肉のコリをとり、痛みが消えるストレッチと姿勢)
講師:小田博子

痛みの専門家として、著書がアマゾンで高い評価を受けている伊藤和磨氏の痛み改善法を、セルフケアの一つとして試します。いろいろな方法を知り、自分に合った方法を見つけましょう。あしたから、自分でもできる実践法を学びます。

伊藤氏の著書は高い評価を受けていますが、線維筋痛症や中枢性過敏症候群などを想定していません。セルフケアで試すときは、自分の状態を把握しながら、無理せず、悪化させないように気をつけることが大切です。

伊藤和磨氏

1976年生まれ。パーソナルトレーナー。キネシオロジスト。プロサッカー選手としてJリーグに所属。腰痛のため引退し、回復後、メディカルスタジオを開設。一万三千回を越えるセッションを実施。「エチカの鏡」などテレビラジオ出演多数。

第5回講習会について 小田博子

会報にも載せている伊藤和磨式TP改善とストレッチは、閾値に気をつければCSS全般に応用が利き、少しずつ痛みを少なくしていく方法として有望だと思います。 実施に際しては、それぞれの閾値に気をつけることが大切です。

私自身はこれを1年以上続け、山田式かみ合わせ治療だけでは乗り越えられず、試行錯誤していた壁を乗り越え、走れるようになりました。今回は私が講師役で、動画の撮影を行いました。
病院ではどうしても回復せず、セルフケアが必要な人のために、どんなことに注意すべきか、詳しく説明しました。

これを映像化したDVDを製作しています。会員は購入できます。



第4回 講演会 2015年3月29日 コミセンわじろ

氣功・太極拳・健康相談教室
「線維筋痛症・リウマチ・関節炎・慢性疼痛」など痛みの緩和
講師:奥田行孝氏


世界的に権威ある医学誌NEJMに「線維筋痛症の痛みに効果」と紹介された楊家太極拳を学ぶ。

*化学物質過敏症・建築家の奥間さんによる「回復までの道」
*気功・太極拳で線維筋痛症から完治
奥野真理子さん(統合医療学会員)
(断薬に成功し今年出産予定。元気な赤ちゃんの誕生が待たれます)
参加者全員が、講師と一対一で対応し、講師が
発する気の存在を感じることができました。

中国の研究によって、気功師が「気」を発すると、ごく微量の超低周波や赤外線などが放出されることが確認されています。

(出典:「電磁波・化学物質過敏症対策」緑風出版・加藤やすこ著)

今回参加した人も、それぞれが講師の発する気を感じて、「温かい」「ピリピリする」「講師の手と自分の手の間の空気が動いている」といった感想を漏らしていました。参加者が、会場で感じた「気」を持ち帰り、それぞれの回復に役立てていただければと思います。
太極拳による線維筋痛症の回復に関しては、世界最高峰の臨床医学誌NEJMに載った「線維筋痛症患者に対する太極拳の無作為試験」をごらんください。ラボに資料があります。



第3回 お話会 2014年9月6日 福岡市東区「東市民センター」

化学物質・電磁波過敏症・線維筋痛症・発達障害・アトピー
「新しい病気」の治療はほんとうに薬しかないのか

講演の内容

*いまの西洋医学の限界
*しかしいま、新しい病気が激増している。
化学物質過敏症・電磁波過敏症・線維筋痛症・発達障害・アトピー
これらの病気は、果たして従来の治療モデルで完治するのか。
*(西洋医学が想定していなかった)「病原菌が原因ではない」病気の激増
  1. 栄養素不足で起こる病気
  2. 身体のゆがみや筋肉の凝りなどが原因で起こる
  3. 農薬、食品添加物、有害重金属、医療被曝、電磁波等の有害物によって起こる
*それらがさまざまな現代病、難病の原因になっている
「中枢性過敏症候群」(化学物質過敏症・電磁波過敏症・線維筋痛症・慢性疲労症候群など)
発達障害・アトピーなど(農薬や化学物質、電磁波が関係していることが分って来た)
→→薬など化学物質による西洋医学で治るのか。ほかに方法はないのか。
*薬の副作用と薬害、医原病
  1. 薬の副作用、薬害(医薬ビジランスセンター「薬のチェック」ほか)
  2. 医原病の増加
    アメリカでは2004年に78万人が医師の治療が原因で死亡。医原病が死因第1位。心疾患による死亡70万、ガンによる死亡55万より多い。
*新しい医学的流れ(従来の医学を超えた第三の医学)
  1. 栄養素不足を解消する
  2. 身体のゆがみや筋肉の凝りなどを解消する
  3. 農薬、食品添加物、有害重金属、医療被曝、電磁波等の有害物除去を重視する
    ・・・いずれも身体に備わった自然治癒力を起動させ、スケールアップさせる。
*従来の医学から脱却し、世界に新しい流れを作った医師たち
アンドルー・ワイル博士
「人には治癒系が備わっている」とした著書「癒す心、治る力」が世界的な大ベストセラーになり、医学界に一大センセーショナルを巻き起こした。タイム誌の「最も影響力を持つ25人のアメリカ人」の一人にも選ばれる。
「症状は押さえつけるものではなく、耳を傾けるべきもの。症状という身体の声に耳を傾け、治癒系の発動を妨げているものを取り除けば、身体は薬なしの健康を取り戻す。身体に備わっている治癒系の勢いを活かすことが治療である」
この着想は、薬などの体を痛める治療に幻滅を感じていた世界の医師に影響を与え、新しい流れに歩み出す医師を各国に生み出した。
*これらの医師の特徴
*ワイル博士による「賢い患者の戦略」
  1. 医師の否定的見解を認めない。(治らないという見解は受け入れない)
  2. さまざまな手段を使って見込みのありそうな治療法を積極的に探す。
    (医師に唯々諾々と従う患者より、自分の意思で治療を探し出そうとする「面倒な」患者のほうが治りがいい。)
  3. 治った人を探しだす。
    (「自分はどうせ治らないという悲観主義を消す方法は、同じ病気から治って元気である人を探しだすことにある。」
    ワイル博士は、難しい病気から立ち直った人に会うたびに、「同じ病気で悩んでいる人を紹介したら、アドバイスとガイドをしてくれますか」と尋ねることにしている。
    博士は実際に、自分の患者を治った人のもとに送りこみ、「薬に頼らなくても病状を変えることはできる」と自分の患者たちを説得してもらい、治癒への道に導いてもらっている。)
  4. そのほか
    人生の転換を恐れない。(治癒した患者たちは、治癒を探る過程で、生き方を大きく変える必要に気づいている。)
*国内の新しい流れ
*今のマスメディアには、スポンサー(製薬会社など)の得にならない情報は出ない。新しい流れや情報は横のネットワークで知るほかはない。
*難病から治った情報を発信する患者たち
  • ガンの患者学研究所、NPO法人いずみの会(治ったガン患者がこれから治る患者を助ける会)
  • 「マンガでわかる西式甲田療法」潰瘍性大腸炎(難病)、悪性脱毛症、重症の花粉症が完治した患者の本
  • 「線維筋痛症から回復した患者のHP」線維筋痛症から噛み合わせ治療で回復
  • 「化学物質過敏症 私の方法」化学物質・電磁波過敏症から自力で回復した患者さんのHP

いずれの患者会も、患者同士が助け合い、医師が「難しい」という病気の回復例を蓄積している。

講師の自己紹介:

私は線維筋痛症を発症するまで、旧通産省の団体で発展途上国への技術協力の仕事をしていました。44歳で、医師が[死ぬまで激痛に苛まれる難病、治らない]という線維筋痛症を発症し、一時は四肢全廃で寝たきりの状態でしたが、「薬」以外の治療で劇的に回復しました。
回復してから、いまの西洋医学の限界を知り、NPO市民健康ラボラトリーを作りました。
病気からの回復には薬以外にさまざま方法があります。ワイル博士が言うように、治らないという人の見解を認めず、回復への道を求め続けることが大事な戦略だと思います。



第2回 情報交換会2013年2月27日 福岡市東区「こみせんわじろ」

「電磁波過敏症ってどんな病気?」

  1. 増える電磁波(高圧線、携帯基地局、携帯電話、パソコンなど)
  2. どんな健康被害が出るの?(頭痛、不眠、耳鳴り、疲労感、身体の痛みは電磁波が原因かも)
  3. 国による規制・各国の比較(欧米ではどんな規制をしているか。日本の規制は?)
  4. すでに症状が出ている人のために:身体が楽になるには
    *自分でできる対策
    *電磁波を遮断する製品


第1回 お茶会(情報交換会)2013年1月25日 福岡市東区「こみせんわじろ」

「線維筋痛症ってどんな病気?」

  1. 噛み合わせ治療で劇的に回復し、調べて分ったこと
    *かみ合わせと脳
    *かみ合わせと全身の骨格
  2. なぜ多種多様な症状が・・・
  3. 治療
    *刺激を取り除く
    *体力(免疫力)をつける
  4. 薬について(効果と副作用)
  5. いろいろなクリニックの治療
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