NPO市民健康ラボラトリー会報 目次

線維筋痛症・CSS患者の二大弱点である、悲観的イメージと情報不足を解消するために、会報を発行しています。
会報は、入会手続きを終了した方にお送りしています。

中枢性過敏症候群(中枢性感作症候群:CSS)内疾患のうち、線維筋痛症には認定医と言われる医師がいます。
しかし、そういう医師も、線維筋痛症を理解するための海外の定説「CSS」英語論文をすべて読み、線維筋痛症が完治する(薬なしの健康体)という手ごたえのもと治療を行っている医師は、まず、いません。
そういう医療のもとで治療をしている患者の二大弱点は、悲観的イメージと情報不足です。
自然治癒力を活かすヒポクラテスの原点に立ち返った医学を提唱し、その功績により「ノーマン・E・ジンバーグ賞」を受賞したアンドルー・ワイル博士は、世界の医学界に一大センセーショナルを起こした著書「癒す心、治る力」のなかで、私たちに「賢い患者の戦略」を授けています。

賢い患者の戦略

  1. 治らないという医師の見解を認めない。(治らないという人の見解は受け入れない)

    線維筋痛症や化学物質過敏症でも、治った、あるいは劇的に回復した人はたくさんいます。私自身もそうですし、ほかにも大勢います。
    「治らない」という医師や「治らない」という人たちの見解を受け入れないことが、「治る」(薬なしの健康体になる)ための「賢い戦略」です。

  2. さまざまな手段を使い、見込みのありそうな治療法を積極的に探す。

    (医師に唯々諾々と従う患者より、自分の意思で治療を探し出そうとする「面倒な」患者のほうが治りがいい。)
    ・・・これは線維筋痛症だけでなく、ほかの病気でも共通していると思います。

  3. 治った人を探しだす。

    「自分はどうせ治らないという悲観主義を消す方法は、同じ病気から治って元気である人を探しだすことにある。」
    「治っていない患者の手記は読まない」

    治っていない患者の手記は、読んで気分が暗くなるうえ、「病気は治らない」という否定的なイメージを持ってしまい、闘病上、まったく不利になるとワイル博士は言っています。
    明るい希望が持てて、治った方法も具体的にわかる、治った(薬なしの健康体)患者さんの話を聞いたり、手記を読むことが、賢い患者の戦略です。

第1号 目次

  1. 中枢性過敏症候群(CSS:central sensitivity syndromes)と線維筋痛症について
  2. 日本の医師にCSSが広がらない理由
  3. 線維筋痛症も含むCSSの治療
    (日本の治療と海外の治療。海外では、線維筋痛症やCSSに、さまざまな代替療法が用いられ、効果を上げている)
  4. 薬物依存の問題、アシュトンマニュアルなど

第2号 目次

  1. 本当の情報の見分け方
  2. 一般の医師(特に歯科や整形外科)がCSSを知る必要性について。
  3. 症状を悪いものではなく耳を傾けるべきものと考え、自然治癒力を起動させることで病気を治癒する「第三の医学」と呼ぶべき新しい医学的流れ。この流れのなかには、線維筋痛症やCSSが治っている人たちがいる。
    (どういうアプローチが回復には有望か、記事参照)

第3号 目次

  1. 患者さんへ「自分の主治医として治る実力を身につけよう」
    治療者の方へ「治すためのヒント」
  2. 回復した患者さんのレポート(K.Yさん、 K.T.さん、奥野真理子さん)
    いずれも薬によらない回復、完治です。
    ・K.Yさん・・重度の顎関節症からセルフケアで回復
    ・K.T.さん・・線維筋痛症からさまざまな方法で回復しつつある
    ・奥野真理子さん・・線維筋痛症から気功、太極拳で完治
  3. 治療を受ける医師や治療院を探す時に心がけること。治療を受けるからには必ずよくならなければいけない。
    その治療や方法が、「最終的に薬なしで自分の症状が軽減するか」、自分自身の症状と照らして目利きする。

    方法
    ① その治療で完治あるいは回復(今は薬が不要になっていること)した患者さんがいるかどうかを治療側に聞く。
      もし可能なら、回復して薬が要らなくなった患者さんに会わせてもらい、実際に話を聞いてみる。
    ② それが駄目なら、治療側に、治療成績(何%の患者が薬不要の健康体になっているか)を聞く。

    「医師にそういうことを聞くのは悪いのではないか、そう思うと怖くて聞けない」という患者さんが多いですが、ちっとも悪くないです。
    なぜか。いったん治療を始めれば、交通費も含めて何万というお金が出ていきます。

    日本の医療現場には、医師の「悪しきパターナリズム(父権主義)」がはびこっているという専門家の指摘があります。
    しかし、その治療で、もし回復しない場合は、金銭も含め、すべてのマイナスを引き受けるのは患者さん自身なのです。

    逆に言うと、治らない治療は受けてはいけません。治らない治療にしがみついていると、やがて、にっちもさっちもいかなくなります。
    治らなくてもお金はどんどんかかります。
    資金には限りがあり、治らない治療を受け続けていると、治らない一方で、次第に自分の症状に合った治療、方法を探す資金や余裕がなくなってきます。
  4. リリカの副作用とは
    *線維筋痛症や痛み治療の保険適用になった「リリカ」ですが、薬害に関する専門家からは、その深刻な副作用が指摘されています。
    下記資料では、これまであまり知られていない、リリカの目の疾患を引き起こす副作用が紹介されています。

    参考資料:医薬ビジランスセンター発行「薬のチェックは命のチェック」55号特集
    「薬剤の害反応による目の病気」
    上記の特集を読むと、これ以外にも、失明につながるような目の疾患を引き起こすものがとても多いです。

    リリカについては、TIP(正しい治療と薬の情報)の2012年第27巻.7号で、リリカの[依存と乱用]「離脱症状と中止の難しさ」について、詳しく言及されています。詳しくは上記の特集をお読みください。
    (購入は06-6771-6345:医薬ビジランスセンターhttp://www.npojip.org/index.html

総論

西洋医学と[第三の医学]
線維筋痛症、化学物質過敏症などCSSは「難病化」しているが、その原因は、西洋医学の枠組み外で治った患者がいても、治った患者から医師が学ばないこと、また、「なぜその治療、やり方で治ったか」についての分析をしないことにある。
なぜ治ったかを調べれば、治療に取り入れるべき知見や知識も明らかになるが、取り入れるべき知識を取り入れない医学界の情報の取捨選択、現在の治療の枠組みに、その一因があると思われる。
この現状を見ると、従来の医学から踏み出し、自然治癒力のアップと病気原因に迫る医師たちによる[第三の医学]の中に、CSS治癒の道がある。

第4号 目次

(コラム) トリガーポイントと線維筋痛症の関係

  1. これまでHPなどに載せられなかった、完治・回復した患者たちの情報から、回復のために重要なポイントをまとめています。
    FMなどCSSは、薬では完治が困難な病気ではありますが、さまざまな人が治っていった経過を重ね合わせてみると、薬以外の方法で治るためのポイントが分ってきます。トリガーポイント以外にも、回復のための鍵は存在していると思います。
    薬以外の方法が分らない医師の方も、患者を回復させるためのヒントになると思います。
    薬以外の方法で完治している患者はかなり出ていますから、薬を飲んで症状をコントロールするというのでは駄目です。鎮痛薬は長期に服用すると依存・中毒の危険があり、薬なしの完治が目標です。
    日本は「患者から学ばない」という頭の固い医師が多いですが、世界の医師に影響を与えたワイル博士の、「完治した患者から教わる」という姿勢が日本でも広まればと思っています。
  2. 「気功と太極拳が線維筋痛症を治癒に導いた一症例」
    [気功・太極拳の実践方法]
    「気功太極拳を使っての内服薬の減薬・断薬経過」
    (奥野真理子・統合医療学会・発表資料)
  3. そのほかのニュース(患者さんからの情報を含む)

第5号 目次

  1. CSSとは何か (小田博子)
    *会員さんの相談のなかで、基本的なことが理解されていないと思うことが多く、CSSについて基礎的なことをまとめました。
  2. FMなどのCSSを悪化させない方法と、さらによくなるには (小田博子)
    *悪化のきっかけから、CSS患者が逆に有利な点まで
  3. CSSと発達障害 (小田博子)
    ★会員短信
    ★町田行孝講師による気功・太極拳指導の詳細
    ★DVDをお分けします。
  4. 治らない患者さんのパターン
    *治ってほしいと念じ患者さんの相談を受ける際に、いろいろ感じることがあります。うまくいかない時は、発想の転換ができていないことが多いのです。参考になればと思います。
  5. 添付資料について (小田博子)
    全体図「中枢性過敏症候群(CSS)の悪化、および回復の見取り図」
    別紙A「CSSによる痛みからの回復・・・トリガーポイント除去とストレッチの応用」
    別紙B「トリガーポイントとは」
    *これらの資料は、上記の1,2の記事を参考にしてください。
ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system